確定申告の納付書が届かない3つの理由。届かない場合に手に入れる方法

確定申告の納付書が届かない3つの理由。届かない場合に手に入れる方法

個人事業主の僕は毎年年末年始になるとソワソワします。そう、確定申告の時期が近づいてくるからです。毎年ギリギリに数字をまとめてヒーヒー言ってたんですが、追い込まれながらの作業はイヤなので、最近は前倒しで数字をまとめてます。

で、今年もそろそろ確定申告まとめよっかなーと思った1月20日過ぎ。ふと気づきます。

「あれ?今年の確定申告の納付書がまだ送られてきてない!?」

ついにペーパーレスの波が押し寄せてきたのか?今年から全員が強制e-Taxなのか?と小パニックを起こしましたが、そんなはずない。冷静になって調べてみたらタイミングの問題だったと気づきました。

この記事では「確定申告の納付書が届かないんだけど、何か悪いことした?」と僕と同じように焦ってしまっている方のために、

・確定申告の納付書が送られてこない3つの理由
・確定申告の納付書が送られるタイミング
・確定申告の納付書を手に入れる方法

をお伝えします。参考にしてみてください。

 

 

確定申告の納付書が送られてこない3つの理由

実は「確定申告の納付書が送られてこなくなるケース」というのが存在します。国税庁もペーパーレス化を推進していて、「一気に全員電子申告に流す」ことはできないまでも、少しずつそちらの方向に持っていきたいという意図があるようです。国税庁のコスト削減にもつながりますしね。

具体的には、以下の条件に当てはまる場合に、確定申告の納付書が送られて来なくなります。

 

条件その1:税理士に依頼した場合

昨年の確定申告を税理士に依頼した覚えはありませんか?去年までは確定申告の納付書が送られてきていたとしても、税理士に確定申告のまとめを依頼した場合は、翌年から納付書が送られて来なくなります。

 

条件その2:無料相談会場で申告した場合

確定申告の時期になると、税務署や税理士会、市役所やイベントスペースなどで無料相談会が開かれます。税理士に相談しつつ正しく確定申告を行える場所を提供してもらえて、我々納税者からするとありがたい存在です。そんな無料相談会場で申告を済ませた方は、翌年から納付書が送られてこなくなります。

 

条件その3:自分で「来年から送ってこなくていい」を選んだ場合

「納付書が送られてこない!」と焦っているのであれば、可能性は限りなくゼロに近いですが、自分で選んでしまったという場合があります。というのも、確定申告の納付書には、「翌年以降送付不要」という欄があります。その欄にチェックを入れると、翌年から納付書が送られてこなくなります。去年の確定申告の際に「翌年以降送付不要」欄にチェックを入れなかったか?胸に手を当てて思い出しましょう。

 

 

確定申告の納付書が送られるタイミング

上記の3つの理由に当てはまらなかった場合は、納付書がこれから送られてくるというケースもあります。ちなみに僕の場合はこれに該当しました。1月20日ごろに「まだ送られてこない!」と焦ってたんですが、例年1月末前後に郵便ポストに届いています。

というのも、確定申告の受付期間は基本的に毎年同じで2月16日から3月15日までです。(2月16日の曜日によっては多少前後します。例えば2020年(令和2年)ですと2月16日が日曜日なので、2月17日(月)~3月16日(月)までとなります。)税務署が納付書を送り始めるタイミングは1月中旬以降です。2月10日を過ぎても手元に届かない場合は、何かしら別の方法で納付書を手に入れるのが賢明かもしれません。

確定申告の納付書を手に入れる方法については次の項にまとめておきます。

 

 

確定申告の納付書を手に入れる2つの方法

確定申告の納付書を手に入れる方法は2通りあります。ズバリ、アナログな方法とデジタルな方法です。働き方や税務署の近さ、ライフスタイルなどからお好きな方を選んで納付書をゲットしてください。

 

管轄の税務署に納付書を取りに行く

まさにアナログな解決策です。確定申告のことで困りごとがあったら、真っ先に頼るべきは管轄の税務署です。(顧問税理士などを雇っている場合は、税理士さんに頼ってください)税理士さんの判断もありますが、最終的にジャッジするのは管轄の税務署なので正解を知ることができるからです。

納付書が欲しいという要望も、税務署に行けばソッコーで解決します。税金を納めたいという市民を助けてくれない訳がない!ということで、時間に余裕があったり、ネットが苦手だったり、税務署がすぐ近くという方は税務署に駆け込んで納付書をもらってきましょう。

 

国税庁のホームページからダウンロードして印刷する

実はかなり前から国税庁のホームページで確定申告の納付書をダウンロードできるようになってます。PDFファイルにまとめられているので、ネットでアクセスしてPDFをダウンロード。ダウンロードしたPDF納付書をプリンタで印刷すれば出来上がりです。
わざわざ税務署が開いている時間に出かけなくても、24時間いつでもGETできるというのが長所ですね。インターネッツ便利!

国税庁のホームページで迷子にならないように、確定申告の納付書のURLを一覧でまとめておきました。下記のページを参考に納付書をゲットしてください。

 

>> 2020年(令和2年)申告分 確定申告用紙ダウンロード先

 

 

 

確定申告書 令和元年分(2019年分)が税務署から届きました!

確定申告書 令和元年分(2019年分)が税務署から届きました!

確定申告の書類が税務署から送られてこないと心配になってる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎年1月末ごろに送られてきます。2020年は僕の所には1月31日(金)に届きました!

 

 

まとめ

確定申告の納付書が届かないだけで小パニックになってしまった僕は小心者です。でも、早めにまとめているからこその焦りということで、前向きにとらえていこうと思います。かくて申告の納付書が届かない!どうしよう!?と焦ってしまった方の参考になれば幸いです。正しく確定申告をして、日本をよりよい国にしていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です