その他の控除

これまで取り上げた以外にも所得控除はあります。ここでまとめて紹介しておきます。

障害者控除

申告者本人、あるいはその付与家族が所得税法上の障害者に該当する場合、障害者控除が認められます。控除額は障害者が２７万円、特別障害者が４０万円です。控除対象配偶者や扶養親族に特別障害者がいる場合には、特別障害者控除４０万円のほかに、一人につき同居特別障害者の控除３５万円が配偶者控除や扶養控除に加算されます。

勤労学生控除

申告者本人が「勤労学生」の場合に認められる控除で、控除額は２７万円です。勤労学生はどういう状態かというと以下のものになります。

1. 確定申告をする本人が学校教育法で定められた中学、高校、大学、高等専門学校などの生徒である
2. 給与所得などの勤労による所得がある
3. 合計所得金額が６５万円以下で、給与以外の所得が１０万円以下

WEBサービスを立ち上げて一発当ててしまうと、学生であっても勤労控除には該当しなくなっちゃうんですね～。

基礎控除

確定申告をするすべての人に認められる控除で、控除額は３８万円になります。私の場合は確定申告の書類が税務署から送られてくるのですが、基礎控除についてはあらかじめ印字されています。入手した申告書に記入が無い場合は必ず自分で記入するようにしましょう。